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この夏

夏の間、ちっとも更新していませんでした。
今年の夏は格別暑く、暑さに弱い私は、ほとんど溶けていました~。
やっと涼しくなって、さて9月です。
仕事もプライベートも、この秋はスペシャルに忙しくなりそうで、ちょっとヒヤヒヤしつつ、ちょっと楽しみでもあります。

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8月は、製菓のレギュラーレッスンはお休みをいただくが、シュガーは個人レッスンなので、ポツポツと来てくれます。
私が仕事を忘れないように、生徒さんたちが励ましてくれているのかも?(笑)
生徒さんが制作をしている合間に、私はその日のおやつを作るのであります。
メニューは、試作品であったり、材料の都合だったり、その日の気分だったり、生徒さんのお好みにまるで関係なく、勝手に決めちゃう。ゴメンナサイ。
夏のある日は、なんだかワイルドな気分になって、マフィンの上に思い切りド派手なデコレーションをしてみました。
いや、暑いし、気分だけでも涼しげなお魚(笑)。

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これは一応スイカのつもり(爆)。
縁の部分がふにゃふにゃで、こんなことでは生徒さんにイロイロ言えません(笑)。
大抵の日本人なら、ぎゃーーー!と言いそうなカラフルデコですけれど、暑い日には、こんな色もまた楽し。
ただねぇ、食べたあと、歯が水色になりました。
ちょっと怖いかも。

生徒さんは、若い子たちが頑張ってくれていて、みんなすごく意欲的。
私には思いつかないような、思い切った配色をしたりするので、一瞬驚くのだけれど、カラーホイールで確認すると、ちゃんと理にかなっていて感心したりさせられています。
老いては負うた子に教えられ、ってこのことか?と自問自答してみたりして。
秋のコンペに出品する子もいるので、陰ながら力に慣れればと思いつつ、私も一緒になって悩んでいます(笑)。
若いっていいなぁ。
改めて、そんなことを思ったりする秋の入り口です。

# by cssucre2 | 2007-09-08 17:35 | Work | Comments(0)

鍛錬

先週は健康診断だった。
健康診断などというものは、極力受けないようにしようと思っていたのだが、夫の会社では配偶者健康診断なる親切な企画を催している。
さすがに年を重ねてくると、年に一度くらいは健康診断も悪くはないかという気になってくるので、良くしたものである。
つまり、それだけ自分の健康に自信が無くなったと言うことでしょうか…。
で、おとなしくいろんな検査をした結果、まぁ「運動して下さいね」と去年も言われたことを言われ、事なきを得た(?)のですが、今週、もっと深刻な事態に直面することになりました。

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近所の友人の家に、アメリカからの男子交換留学生・17歳がステイしている。
その家の高校生の息子と一緒に、毎日通学しているらしいのだが、今週は折しも期末テストである。
当然ながら日本語のテストなので、留学生の彼には無理、ということで、テスト期間中は学校に来なくてもいい(というより、来ないように)と言われたらしい。
それはいいのだけれど、友人は仕事も持っているため、テスト中毎日、放置しておくのもいかがなものかということで、1日、お子守(笑)を頼まれた。
日本語はほとんど喋れないので、しょうがないなぁ、まぁいいか、松本城にでも連れて行こう、ということにした。
松本城は、壁が真っ黒なので、別名・烏城。国宝です。

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ところがこのお城、昔のまま残っているので、当然エレベーターなんぞありません。
恐ろしく急な、幅の狭い階段を、えっちらおっちら上って行くのであります。
でもまぁ、ヨークミンスターの塔みたいに、延々と続く螺旋階段でもないし、壁には矢や鉄砲を撃つ小窓(矢狭間・鉄砲狭間といいます。もちろんガラスなどナシ。)から涼しい風が吹き渡り(冬はこれが、凍るほど寒いのですが)、天守まで上ると見晴らしも良く、なかなか気持ちがいい。

と、機嫌良くお城に上り、写真なども撮り、怪しい英語を駆使して通じたんだか通じていないんだかわからない説明をし、その後、美ヶ原にドライブと無事にお子守が出来た。
問題は翌朝、足が痛くて階段が下りられない。
手すりを使って、ひぃひぃ言いながら下りる。
これぞまさしく筋肉痛であります。
それにしても、あの程度のお城くらいで筋肉痛になるとは…。
いかに普段、運動していないかがわかるというもの。
私の筋肉、退化の一方です。
健康診断の結果なんかより、こっちの方がずっとショックでした。

でも、年を取ると、筋肉痛も次の日すぐに出ないとか言うので、まだ翌朝ちゃんと痛くなったことは救いかしら?
なんか、こんなことを慰めにしているとは、全く以てナサケナイ。
いくらなんでも少しは鍛錬した方がいいかも?と、お医者さんの言葉以上に効いた。
身をもって体験したことって、クスリになるのね。。。
でもきっと、そう思うのは、痛い間だけに違いない(笑)。

# by cssucre2 | 2007-07-01 01:00 | 生活 | Comments(0)

ご無沙汰しました。

ずっとblogをおサボリしていて、ハッと気付いたら、すでに初夏です。
あまりに沈黙のままだったので、心配してメールを下さった方々もいらして、有り難いことだと感謝しつつ、そのままおサボリ癖が抜けなくなってしまいました…(深く反省)。

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この間、旅行に行ったり、仕事をしたり、諸行無常を感じたり、ホビーショーに行ったり、ついでにタイ・フェスティバルでマンゴーの美味しさに感動したり、また旅行に行ったり、そして普段の日常の有り難みを感じたりしていました。
そんなわけで、元気でいます。
相変わらずお稽古をしたり、ご注文のケーキを作ったり、出稽古もしたり。
のんびりやっていますが、今のこのペースが、今の私には一番いいみたいです。
そして、ケーキ以外のことでもいろんなことを経験して、身体の中にさまざま蓄積しているところです。
本もたくさん読んでいます。

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思うことは、世界は広いということ。人生は短いということ。
そして、大事なものはいつも、すぐ近くにあるということ。
もしかしたら、それは既に、自分の手の中にあるかも知れないということ。
なかなか、そうは思えないことも多くて、もっとガンバロウとか、もっと成長しなくてはとか、なんだか自分自身に叱咤激励するのが正しいことのようにずっと思ってきたのですが、そして、そうでもしていないと、生来ナマケモノの私は、際限なく堕落して行くような気がしたりして(笑)。
でも、それがどうした?と思ったりするようになりました。
もっと大事なものは、そんなことじゃない。

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右のケーキは、生徒さんのHiromiさんの作品です。
爽やかなブルーに真っ白なリボン。
黄色い、豪華な百合を飾りました。

シュガークラフトのケーキは、小さなお花のひとつずつ、花びらの1枚ずつを丁寧に、根気よく作って行かなければなりません。
作っているときは、この花びらでいいんだろうか?とか、このカーブは間違っていないか?など、心配したり不安になったりしながらです。
作っている途中で、違うふうにしてみようと思って、方向変換することもあります。
なんだか、日々の生活と似ています。

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でも、生活と決定的に違うところは、作品にはゴールがあるけれど、人生にはゴールがないということ。
なにかに向かって日々を過ごしている気がしていたけれど、それは違う。
日々の生活そのものが、一番大事で、目的は結果ではないということ。

これは、やはり生徒さんのSayuriちゃんの作品です。
お兄さんのご結婚のお祝いに、と久しぶりに作りに来てくれました。
Sayuriちゃんらしい、透明感のある可愛いケーキになりました。

立て続けに旅行に出掛けたら、久しぶりに英国に行きたくなりました。
ロンドンのちょっとごみごみした雑踏や、BRの窓から丘陵地を眺めたい。
それから、V&Aミュージアムに行きたい。

行きたいなぁと思う場所に行くためや、やりたいことのために働けるのは、本当に有り難いことです。
そのためにも元気でいなくちゃね。
のんびり自分のペースで、出来ることをひとつずつ、やって行こうと思うこの頃です。

# by cssucre2 | 2007-06-17 20:42 | 雑感 | Comments(0)

ケーキいろいろ

3月はホワイトデーだの確定申告だので、毎度のコトながら忙しい。
毎年のことなので、もっと計画的に行動を起こせばいいのだが、なかなかそうは行かないのが世の常である。
で、そういうバタバタの時には何故か、仕事が立て込むというのも世の常である。
もう、人生の七不思議。
どうやら、忙しさは忙しさを呼ぶらしい。
有り難いことです。

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そんなわけで、ケーキをいろいろ、まとめてアップです。
まずは、赤ちゃんが出来たお祝いのケーキ。
トップに書くメッセージに、なんて書こうと悩む。
You are expecting!じゃあ、あんまりあからさま過ぎるし…、Happy Expectingも似たようなものだし。
で、英語の得意な友人に相談すると、Happy Beginningはどう?と提案してくれた。
Beginning これから始まる、赤ちゃんとの新しい生活。
なんかいい感じ~、で、この言葉にしました。

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こちらは、若いお嬢さんのバースデイに。
バタークリームのケーキです。
ピンクのボディに白いお花をいっぱいというご希望だったので、バラをたくさん。
日舞をやっていらっしゃるとのことで、どこかに和風のイメージを取り入れたいと思ったのだが、なかなか難しく、小さく桜を散らすのみになってしまいました。
うーん、もうちょっと、アイディアのバリエーションを広げないとダメです>自分。

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彼氏のバースデイに、ご本人の大好きなギターのケーキのご注文。
画像を送っていただいたサンプルのギターは、全体が黒いシックなものだったが、白いボディにポップなカラーでと言うご希望で。
楽器に(も)全然詳しくないので、果たしてイメージと合うのかどうか、とても心配だったのだけれど、バースデイのサプライズは大成功だったようで、彼氏さんはとても喜んでくださったそうである。

ケーキを送り出した後、どうだったかなぁ、気に入って下さったかなぁと、我が子を送り出したように、毎回ドキドキ心配になる。
なのでこうやって、ウレシイご報告をいただくと、本当に有り難く、心底ホッとする。
どんなご注文も、一生懸命、お気に召していただけるように考えて作ってはいるが、うまく意志の疎通がはかれていただろうか?とか、ご注文いただいたときのイメージ通りに出来ただろうか?とか、手を離れた後も、写真を見るたびに気に掛かるものです。

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さて、そして昨日、一昨日は、地元の問屋さんでの講習会でした。
このところ、毎月呼んでいただいて、そして毎回ご参加下さる生徒さんたちもいて下さって、本当に有り難いことです。
今月は、基本の生地のひとつであるビスキュイ・ア・ラ・キュイエールを使った、細巻きロール。
もうちょっと早かったら、節分に恵方を向いて1本丸かじりに出来たんですが(笑)、まぁそれは、来年のお楽しみと言うことにしてください。
中に巻く苺とバナナのサイズで我が儘を言ったので、問屋さんのスタッフの方々にもお手数をお掛けしました。本当にありがとうございます。

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もう1品は、桜葉クッキー。
桜の葉っぱの塩漬けを、そのままパウダー状にしたものを練り込んだ、ちょっと不思議な香りのクッキーです。
ほんのり塩味と桜の葉の香り。
この季節ならではの、季節商品(笑)です。
これ、何のクッキーだと思う?と聞いてみると、いつも食べ慣れている香りのはずが、クッキーには意外なせいか、案外当てられません。
……って、クイズにしてどうする?なんだけれど、結構楽しいです。
桜が咲いたら、お花見のおやつにピッタリです。

# by cssucre2 | 2007-03-24 23:39 | Work | Comments(0)

ちいさなしあわせ

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友人のうちに遊びに行ったら、母上のお友達が作ったという、フルーツトマトの白ワイン煮を出してくれた。
フルーツトマトの皮を1個ずつ剥いて、ほんのりと甘く、ワインの風味もあり、そしてちゃんとトマトの味がする。
食べてみるまでは、なんだか不思議な…と思っていたが、なかなかのお味で、アミューズにも八寸にもなりそうで可愛い。

私の友人は、まぁ同年代なのでそれなりの年であり(笑)、その母上とお友達はもう80歳を過ぎている。
母上は最近、少し体調を崩されたが、お友達はとても元気で、自転車に乗って野菜を届けてくれるとのこと。
年を重ねても、そんな風に元気でいられるのは羨ましい。
私など鍛え方が足りないので、その年になって元気でいられるかどうか自信が全くない。
友人と、ストレッチをやらなくちゃ、と言っていたら、それは「ストレッチ」ではなく、「スクワット」だった。
既に危うし!

先週末、所用があって大阪に行って来た。
往きの飛行機からは、槍・穂高のアルプスから富士山までくっきり見え、白い冠を被った山々を見て、ああ、自然っていいな。山はなんて美しいんだろうと、心から思った。
それなのに、夕暮れ、雑踏に紛れてターミナル駅前の歩道橋の上を歩いていると、なんだかとても楽しい気持ちになった。
私はやっぱり、街が好きだと、その時思った。
ごみごみしていて、ちっともきれいじゃなくて、空気も悪く、人が多くて狭苦しい。
それでもやっぱり、年を取ったら、大阪でなくても構わないけれど、街に住みたいと思った。
その後、夕方のラッシュの電車に乗った。
ぎゅうぎゅう押されながら、挟まれたバックを引っ張って一息ついたとき、歩道橋の上であんなふうに、どこがと言うのではなく「いいなぁ」と思ったのは、もしかしたらノスタルジアというものかも、と気付いた。

それは、土地や場所に対するものではなく、自分の若かった時間、その時代や当時感じていた気持ちへのノスタルジア。
大人にはなっていても、まだまだこれから先に、何が起きるかわからない。
そんな期待やドキドキ感。
ふと、そんな気持ちは少しずつ、薄れているんだと気付かされた。

でもね、いくつになっても将来はある、というのを標榜してきたのだから、そんな無意識に入り込んだ諦念のようなものは、この際どこかに追いやってしまおう。
80過ぎて、フルーツトマトをワインで煮てみようという感性を、その時に持っていられるように頑張らないと(笑)。

きれいな緑色のスナップエンドウを茹でた。
ちいさなサヤの中にぷくんと膨らんでいるお豆って、とても可愛い。
甘くてシャキシャキしたエンドウを食べて、ああ、なんて幸せなんだろうと思った。
生活は、毎日ちいさなしあわせが詰まっている。

# by cssucre2 | 2007-03-07 19:39 | 雑感 | Comments(0)