人気ブログランキング | 話題のタグを見る

変な夢

昨日、変な夢を見ました。
最近は夢を見ても、起きるとすぐに忘れてしまうことが多いのですが、なんだか妙にリアル?な夢で、話の筋は全然脈絡ないのになんだか忘れられないのは何故?!

まず夢の中で、私は小さい子供です。
たぶん幼稚園にも行っていない頃。なので、2歳とか3歳かな?
私が実家にあった大きな鏡の前で遊んでいると、当時はまだ医学生だった叔父(一緒に住んでいました)が、フィルムケースをカラカラと振りながらやってきて、「いいものを見せてやろう」と言うのです。
フィルムケースを開けると小さな白い骨が入っていて、「これなに?」と私が聞くと、人間の骨だというのです。今日学校で解剖した人の骨だと。
私はとてもビックリして、それから怖くなったので、泣きながら近所の金魚すくい屋さんに逃げていくと、住み込みねえやさんのいっちゃんが追いかけてきて、「あれはウソ。鶏の骨だから大丈夫」と言うのです。
そう言えば前の日に、祖母と一緒に鶏屋さんに鶏を買いに行ったことを思いだして、「なぁんだ、鶏か」とホッとしたら、いっちゃんは私の機嫌を取ろうと「出目金を掬ってあげる」と。
私は黒い出目金が欲しくて欲しくて、「取って取って」というと、いっちゃんはお財布の全財産(笑)を注ぎ込んで紙の網を買うのですが、どうしても掬えません。
それでまた私はわーわー泣いて、わーわー泣きながら混乱していると、今度は何故か海で、泳ぎに行こうとしています。
でも何故か、海のはずが温かい(笑)。
温かい海(温泉?)の端っこの方に脱いだ服を置いて、ぱしゃぱしゃやっていると、服がぷかぷか浮いてきました。
洋服が全部濡れちゃって、あーあ、どうしよう、母に叱られるなぁと思ったところで目が覚めた!

いっちゃんは、確かにうちにいた人なのですが、私はほとんど憶えていません。
だいたい何故、追いかけてきた彼女が「いっちゃん」だとわかったのか不明。
他にもいたはずなのに、なんで「いっちゃん」?
だいたい、いっちゃんのフルネームはなんなんだろう??今度母に聞いてみよう。

小さいときって、人生そのものが半分以上夢の中のようなもので、あまりしっかりと状況を把握できないものですが、それでもいろんなことを断片的に憶えているものです。
私はわりに小さい頃の記憶が鮮明で、記憶のビデオテープが何本か、頭の中にあるのですが、この夢の中に出てきたようなシーンはないなぁ。
これは、記憶の奥底に残っている本当にあったことなのか、それとも単なる益体もない夢なのか、わかりません。
目覚めたとき、夢の中では泣いたり、叱られると思って困ったりしたはずなのに、なぜか懐かしいような甘いような幸せな気分に包まれていたのは、私は幸福な子供時代を過ごせたと言うことなのかも知れません。有り難いことです。
でも、こんな昔のことを、夢ではなくて思い出したのだったら、いよいよアブナイ!!
だってさー、年取ると、昔のことを鮮明に語ると言うではありませんか。
今度叔父に会ったら、鶏の骨で私を脅かしたことがあったかどうか聞いてみよう。
肝心の叔父は、憶えているかしらん?

by cssucre2 | 2009-02-09 22:17 | くだらない話 | Comments(0)