食欲、芸術、そして新しいもの
うちの近くの果樹園でも、リンゴがどんどん赤くなり、枝を撓めています。
実りの秋真っ盛り♪

友人のおばあちゃんのおうちで、栗拾いをさせて貰ってきました。
おばあちゃんはもうずっと前に亡くなっていて、そのおうちには今はどなたも住んでいません。
でも、栗は毎年、ちゃあんと大きな実を実らせて、自然に地面に落ちます。
ほんの15分ほど拾っただけで、100粒以上の大粒の栗が。
帰ってから、鬼皮を剥いて渋皮煮にしました。
剥くときに渋皮に傷を付けてしまうと、茹でている間に煮崩れてしまいます。
慎重に、傷つけないように剥いていても、やっぱりいくつかは傷つけてしまって、茹でている間に壊れてしまったものは、ペーストにしたりします。
甘く煮た栗を、ちびちび食べるのも、秋ならではの楽しみ。

画像は、生徒さんのAkiちゃんが作っていたミニケーキ。
可愛いピンクで、とてもキュートです。
先週は、製菓クラスの生徒さんたちと、ジャパンケーキショーに行ってきました。
見応えのある作品が会場いっぱいに並んでいるので、すべてを丹念に見るのはとても無理。
なので、シュガークラフト工芸部門と、生徒の若い子が出品したジュニア一般部門のみ、しっかり見ました。
ジュニアの生徒ちゃんは去年、賞をいただけたので、今年はもっと頑張っていたのですが、残念ながら入賞できませんでした。
私も指導の力不足の点に気付いたことが多々あり、改めて反省し、とても勉強になりました。
まだ若いので、これから先もあるし、ガンバロウ。
企業ブース部門は、一応ぐるぐると一周して、前々から気になっていた製品をお味見させて貰ったり、新製品の資料を集めたり。
新しく出展したメーカーさんで、とてもいいお砂糖を作っている会社があり、サンプルを送ってもらいました。
非常に美味しいお砂糖なので、これを使ってまた、新しい配合を考えるのが楽しみです。
お味見した途端に、作りたい!と思うお菓子を、いくつも思いつきました。
忘れないうちに、頭に浮かんだ配合だけメモして、順に試作をして数字を詰めて行きます。
思い通りのものができるといいなぁ。
そうそう。
今年のトレンディは「キラキラ」だと思いました。
どこが?って、いや、全体に(笑)。
印象ではなく、ホントにキラキラ。
今日はレッスンのおやつに、久しぶりに紅玉のマフィンを焼きました。
紅玉の季節も、ほんの短い間だけ。
今週は、問屋さんの講習でも、紅玉を使ってタルトを作ります。
うんと甘くて、きゅんと酸っぱくて。
紅玉のマフィンをほおばりながら、ああ、なんて美味しいんだろうと(笑)。
我ながら、こんなに出来のいいレシピはなかなかないよ?と、自画自賛です。
でも、ホントに美味しいのよ。
by cssucre2 | 2008-10-21 23:04 | Work | Comments(0)