おうちでお菓子作り
私は先週から身内の家事手伝いに、アウェイで九州に来ていますよん。
うちの近くの桜は、先週まだほころび始めたばかりで来たのですが、到着したこちらでは、もう終わってしまっていました。
で、今年はお花見が出来なかった(泣)。
でも、友人が松本城の桜画像を送ってくれました。
家事の合間に、テキスト作りとか、ちょっとだけ仕事していますが、まあ大したことないので結構のんびり過ごしています。
バターと生クリームは1本ずつ持ってきた (!) ので、久しぶりに仕事でないお菓子作りなんかもして、いや~、気ままにお菓子作るのって楽しいわー(笑)。
パフケーキを作り、プリンを作り、苺大福を作り、パンナコッタを作り、栗どら焼きを作り、チョコのサンドケーキを作り、バナナマフィンを焼き、さっきパート・ブリゼを仕込みました。
ええと、ご飯も作っていますよ。
もちろん、仕事でお菓子を作るのも楽しいですが、この配合はどうとか、写真を撮らなきゃとか、そーんなこと何にも考えないでテキトーに、ある材料で何が出来るかなー、と考えて作るのは、本来のおうちのおやつという気がします。
なので写真がないぞ。
少しくらいは撮っておけば良かったかなぁ。
そうそう、角砂糖デコレーションもしました。
小さい桜の口金しかないので、口金を使わないで、コルネだけで出来る絞りを中心にしました。
まぁ、口金が色々あれば楽しいですが、ないならないでナントカなるもんだ。
こんな小さな角砂糖に絞る分には、かえって口金がない方が楽かも知れません。
取り敢えず、先端を細くカットしておいて、絞るプレッシャーの掛け方で、細くも太くも出来るし。
スタンドミキサーはもちろんないので、アイシングも手で練って、道具も最低限あれば、なんでも出来るものですね~。
今の私のキッチンは、一応仕事ですから(笑)、製菓の道具はなんでも揃っています。
材料も基本的なものはだいたい、ほとんど揃っているし、手を伸ばせばすぐに届くところになんでもある。
そんな環境の中でお菓子を作っていると、それが当たり前で、揃っていなくては出来ないような気になってしまいます。
でも昔、小さなキッチンで、不自由しながらお菓子を作っていた頃のこと、でも、それが本当に楽しかったことなど思い出しました。
おうちで作るお菓子の醍醐味って、そういうことじゃないか。
この嬉しさ、楽しさを伝えたいなぁと、心から思います。
お菓子は、簡単な材料で気軽に作れるものがたくさんあります。
工程もシンプルで、おいしいものがいっぱい出来る。
でも、工程がシンプルなものほど奥が深いし、丁寧に上手に作ったものは、シンプルなものほど違いが出ます。
おうちのお菓子は、そういうものだね。
これがうちの定番お菓子、と言えるものを作って貰えるように、いい配合を作るのが私の役目ですね。
ようし、ガンバロウ。
たまに仕事を離れて、こういう時間を持てたことは、いろんな意味で貴重な機会になりました。
いやぁ、人生って楽しいねぇ。
by cssucre2 | 2012-04-29 12:02 | 雑感 | Comments(0)