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I must live...

長い長い一週間でした…。
被災された方々には、改めてお見舞い申し上げます。
また、大切な方をなくされた方には、言葉がありません…。心からお悔やみ申し上げます。

この間、報道が伝える状況にため息をついたり、知人やその家族の消息に一喜一憂したり、こんな事ではいけない!と自分を鼓舞してみたり、そんな日々でした。
己の無力さを痛感するとともに、せめて何か出来ることはないかと、少しばかりの義援金を送ってみたり、避難所名簿の画像をテキスト化するお手伝いをしてみたりもしました。
たくさんの名前が、早く家族や友人のところに届くようにと、祈りながらの作業でした。

地震の後、電話もケータイメールも不通になってしまったとき、TwitterとFacebookだけは何故か通じていて、双方で繋がっていた友人たちとは安否確認が出来、ほっとしたものです。
どういう仕組みなんでしょうね?
わかんないけど、とにかく偉いぞ!>Twitter & Facebook
そしてあの日、日本の夜が更けるに連れて、ヨーロッパ、そしてアメリカ大陸と、順に朝になった国から次々とメールが届きました。

ある友人は、
Know you always have my prayers and for your friends.
そしてまた別の友人は、
Know that we are praying for you and your country.

みんながこうやって心配してくれている…。
有り難さが、弱っている心に沁みました。
TVを見ては泣き、メールを読んでは泣き、名簿打ち込みをしては泣き、ずいぶん涙もろくなった一週間です。
私なんかが泣いている場合じゃないのに。

福島の原子力発電所の状況も厳しく、報道から目が離せない毎日です。
メディアはいろいろと伝えてくれますが、素人の私が見ていても、必要以上に不安を煽るような報道も少なくありません。
現代では、自分から進んでいろんな情報を得ることが出来ます。
一方的に与えられる情報だけではなく、能動的に情報を得て、冷静に状況判断をしていくべきだと考えています。
さまざまな情報に呑まれることなく、自分の頭で考えないとね。
正直言って、物理学的なことは(原子力って物理だよね?←この程度の認識)全く苦手であり無知ですので、読んでいてもわからない部分も多々出てきます。
それでも、わからない言葉をまた検索すれば、少しずつ理解が進むようになってきます。
なんて有り難い世の中なんでしょう。

原子力関係では、
http://getnews.jp/archives/105218
https://sites.google.com/site/reportfujibayashi/
が、わかりやすかったです。

そして、村上龍氏のニューヨークタイムズへの寄稿文、
http://www.nytimes.com/2011/03/17/opinion/17Murakami.html
↑は、原文ですので、私は↓を読みました。
http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/2581/

我々は、希望を持って生きていかなければなりません。

私には、いくつかの大切な本があります。
8歳のクリスマスに、父から贈られた「とぶ船」という本もその1冊です。
今も大事に持っています。
大人になってから、原書も手に入れました。
その中に、こんな言葉があります。
私が、人生の指針のひとつにしている言葉です。

I must live my own life in my own way and in my own time.
(出典・"The Ship that Flew" by Hilda Lewis  Oxford University Press)

邦訳をしてくださった石井桃子さんは、この一文をこんな風に訳されました。

「わたしは、わたしの時代のなかで、わたしらしく生きていかなければなりません。」
(「とぶ船」 ヒルダ・ルイス作 石井桃子訳 岩波書店 より)

この言葉を言ったマチルダという少女は、「星あかりのなかで、みんなのほうをまっすぐに見て、しずかに」言うのです。

私も自分の出来ることを、自分の生活の中で続けていくことが、きっと大事なことなのでしょう。
元気を出して、真っ直ぐに、自分の信じることをやっていきましょう。
嫌なことも困難もあります。
それでも真摯に生きることはきっと、希望に繋がると信じています。

頑張りましょう。


<追記>
「とぶ船」の文章引用については、著作権に抵触するのではないかと懸念していますが、どうしてもご紹介したく、原文・訳文をそのまま引用させていただきました。
大好きだった石井桃子さんは、きっと許してくださるのではないかと、私の勝手な希望のもと、心の中で石井さんにお許しを願っています。
原作者のヒルダ・ルイスさんは、もちろん面識どころか人となりも存じ上げませんが、石井さんからよろしく言ってくださるようお願いしました。
岩波書店さん、ご海容いただけますよう、お願い申し上げます。

by cssucre2 | 2011-03-20 15:24 | 雑感