さまざま週間
月曜日の懇親会では、デザートのお菓子も食べ、コンクール予選の米粉を使ったロールケーキも食べました。
そして水曜日はこれらのケーキ。
いつも講習会をやらせていただいている製菓材料問屋さんが、今年めでたく100周年を迎えられました。
その記念事業の一環で、今月はいろんな講習会があります。
皮切りは洋菓子で、ラ・ヴィエイユ・フランスの木村シェフの講習。
一日じっくりと見せていただきましたが、出来たお菓子はどれも本当に美味しくて、5種類のケーキを、するすると完食してしまいました(爆)。
木村シェフの講習会は2度目だったのですが、前回もとても美味しかった。
なんだろうなぁ、美味しいけれどひとつ食べて満足、というお菓子もあるけれど、私は本来の意味では、もっと食べたい、と思うお菓子が本当に美味しいんじゃないかと。
そういう点、木村シェフのお菓子は、もっと食べたいと思わせられます。
どういえばいいのか、うまく表せませんが、味の好みが合う感じ♪
きっと、同じダシの味で育ったんじゃないかしらん?(笑)と思ってしまいそうなところがあります。←どういう喩えなんだか。。。
昨日は、シュガークラフトのコンテストがあったので、それを見に、東京に行ってきました。
テーマは「夏」で、今回のは作品サイズの小さいコンテストだったのですが、みんな良く作り込めていて、なかなか見応えがありました。
会場がシビックセンターという、いわゆる市役所?的なところだったせいか、シュガーの展示会には珍しく、関係者およびその身内以外の来場者が多いことに驚きました。
会場で、主催のシュガー仲間さんとお喋りしていた小1時間の間にも、来場者が途切れることなく、しかもすべて関係者以外という素晴らしさ!
初めてシュガーをご覧になる方も多く、「何で出来ているんですか?」という問いかけも多々。
お母さんに連れられた小さな男の子が、「どうやって作るんですか?」「それは、どこに売っているんですか?」と尋ねていて、あまりの可愛さと利発さにおばちゃん仰天です(笑)。
ついでに(どれが「ついで」なのかが不明)、原宿で北斎生誕250年の展覧会をやっているので、肉筆画に富嶽三十六景、たっぷりと見てきました。
いやぁ、やっぱり北斎、サイコーです。
以前から私が、北斎北斎と騒いでいるのを知っている友人も一緒に見に行ったのですが、実物を見て、北斎のすごさを認識した模様。
ほぉら、北斎ファンをひとり増やした! でかした私!!(笑)
表参道ヒルズのとらやカフェで、和スウィーツ(っていうのかしらん?)を食べました。
焼き菓子4種とゼリー、あんペーストにクッキーというセットプレートです。
とらやの和菓子素材を使ったケーキは一度食べてみたかったのと、噂に聞く「あんペースト」にも興味があったのですが、結果的には「うーん」って感じ。
なんだか、イマイチ和素材を生かし切れていない気がします。
どうせなら、パリで評判だという餡トリュフを置いて欲しかった~。
いやぁ、なかなか難しいですねぇ。
和素材を洋菓子に取り入れることにはとても興味があって、私自身も、定番の抹茶を使ったお菓子はもちろん、きなこのムースや(別名・信玄餅ムースといいます(笑))、桜餡を巻いたロールケーキ、あずきを練り込んだ焼き菓子なども作りました。
レシピを組むときに、自分ではおいしいと思って作るわけですが、どうかなぁ、独善的になっていなかったか、時間が経った今、もう一度作って検証してみるべきかも知れません。
レシピを作っている時は、その菓子に対して少なからずテンションハイになっているので、我が子可愛さで冷静に判断できていないかも?
そんなふうにちょっと、反省したりしました。
今また別の和素材で、作ってみたいお菓子をいくつか思いついています。
私はわりに、素材そのものを食べて、その時にパアッと浮かんだイメージと味を形にして行くことが多いです。
一度にイメージが拡がると、いくつも思いつき、そして数字もその場でパパーッと書いてしまうアバウトさんなのですが、浮かばないと全然(笑)。
でも、和の素材は日本人の舌に馴染んでいるし、上手に使っていきたいなぁ。
食感も生かしつつ、うまく融合させられたら、そんなことを考えながらのいろいろでした。
by cssucre2 | 2010-07-04 01:21 | 雑感 | Comments(0)