マカロンロン
食べられるマカロンから、食べられないマカロンまで、なんでそんなに人気があるのかわからないくらいの人気です。←この文章も意味不明。
ところが、実は私、あまりマカロンが好きではありません。。。。
綺麗にケースに入ったマカロンをいただければ、そりゃあ嬉しいですよ。
そしてもちろん、喜んで食べます。
でもね、1個食べたら大抵満足してしまう。
もうひとつ、またもうひとつと、ついつい食べてしまうということはない。
続きはまた明日でいいや~、と思って冷蔵庫に仕舞う。
これって、そんなに好きじゃないってことではないかと…。
ところが先日、とある文章の中に出てきたのです。「塩キャラメルマカロン」という文字が。
塩・キャラメル・マカロン !!!
この大してマカロン好きでもない私が、俄然そそられました。
塩キャラメルマカロン。
あの、アーモンド味のあまーーーいマカロンに、苦みの利いたキャラメルと塩は絶対合う!
賭けてもいい。絶対、私好きだ!
と思ったので、ほとんど夜中でしたが、マカロン焼きました(爆)。
なんせ、マカロン・リスなんて焼くの一体何年ぶり?なので、ノートを引っ繰り返したけれど、配合も記録も出てこない!
2000年以降作っていないって、もう10年も前だよ? そんなに昔か?!
と、時の経つ早さに呆れながら、どうしても見つからないので、しょうがなくエルメの本を見ながら作りました。
しかも、純粉糖ないよー。ま、普通の粉糖でいいかー、といういい加減さ。
マカロン・リスは、生地は簡単なのですが、焼成がちょっと厄介。
オーブンによって温度も時間も違うので、だから前のデータが欲しかったのに。
うちのオーブン、かなり火が強いんです。
でも、出てこないデータはどうしようもないので、エルメの本の設定には構わず、日頃のカンでかなり低めの温度で焼いてみました。
なのに、最初の2分で色が着いてしまって、ちょっと鬱。
なので、2枚目は1分半で温度を下げてみました。
そしたら、色は付かなかったけれど、ピエの出方がちょっと甘いような気が…。
まぁ、目的は塩キャラメルなので、ピエはこの際どうでもいいことにする。
最後にちょっと思いついて、一部にハートの模様を付けてみましたが、よく考えればハートは茶色にすべきでした。
生地の方にはバニラビーンズをたっぷり入れたので、フィリングは、砂糖をきつめに焦がして生クリームで伸ばし、バタークリームを作るのが面倒だったので、ホイップしたバターを合わせてキャラメルクリームに。
手抜きです(笑)。
以前これ好きだ!と思った海塩バターを思い出したので、お塩はガリガリとミルで粗めに挽いて、クリームと一緒にサンドしました。
食べてみたら、期待していたとおりの味で、マカロン好きでもなかったはずの私が、一気に3つくらい食べてしまいました。
いやー、マカロン、好きだわ!←急に宗旨替え。
調子に乗ったのと、もうちょっと焼成を詰めたかったので、マカロンってやっぱりピンクだよね?と、ピンク色のも作ってみる。
ちょうどバラ水があるので、ダマスクローズの香りを付けて、ピンク色に。
今度は、最初の温度をもうちょっと低くして2分にしてみたのに、やっぱり色が着いてしまいました(泣)。
表面もちょっと、不出来なものアリ。
こっちはもっと手抜きで、これまたちょうどあったバラジャムを挟んだだけです。
バラマカロンは、夫には不評です(爆)。
キャラメルがまだあるので、塩キャラメルマカロンは、また作ってみてもいいかな。
でも改めて作ると、やっぱり解せません。マカロンの価格設定。。。。
何であんなに高いの?!
マカロンなんて、食べたいときに1個だけ買った方がいい!と、ずっと思っていたけれど、それは1個食べれば満足していたからだった。
塩キャラメルなら私、3個ずつ3日くらい平気でいけそうです。
たくさん食べたいときは、作った方がいいと思いました。これって貧乏性?
by cssucre2 | 2010-04-07 00:13 | Work | Comments(0)