再会
先週は、友人のフラン夫婦とサウスダコタに、6日間のドライブ旅行でした。
走行距離3800kmという有り得なーい(笑)ロングドライブでしたが、楽しかったです。疲れもしましたが。
そして、フランを通じてまた今回も、いろんな得難い経験が出来ました。
またその話は、機会があれば追々。
今は、シカゴ郊外で開催中のケーキデコレーティングのコンベンションに、今週こちらに来た生徒ちゃんのモエちゃんと参加中です。
画像のケーキは、イリノイ州の形。どうやって立ってんだ?(謎)
今回私は、この前の県の洋菓子協会コンペの時のケーキを持ってきました。
段ボールに詰めて風呂敷に包み、機内持ち込みする超怪しい格好。
で、アメリカに置き去りにする予定です。
と友達に言ったら、「男らしいねぇ!」と褒めて?くれました。(笑)
昨日、クラスに参加していると、なんだか見覚えのある顔がいて、ちらちらと見つつ、3年前、コレットのクラスで一緒でイタリアから来ていた、ハイヒールのケーキを作っていた子だよなぁ?と思い出しました。
終わってから声を掛けるとやっぱりそうで、彼女も私を憶えてくれていたらしく、
「Bag cake!」と。
お互い、名前は覚えていないのに、作っていたケーキを憶えているなんて(笑)。
今日はまた、別のクラスに参加していたら、お隣の方が私に、「日本から来たの?」と聞くので、「そーなの。日本から来たアルよ」と答えていると、斜め前に座っていた人が、
「Naoko!!」。
誰かと思ったら、9年前、Wiltonで一緒だったキャスリンでした。
たくさんあるクラスの中で、同じものを取るだけでも少ない偶然なのに、100人以上いる部屋で、シートも決められていて、それなのにたまたま席が近くだなんて。
キャスリンとは、ずっとメールをやり取りしていたのに、お引っ越ししたりアドレスが変わったりで連絡が取れなくなってしまっていただけに、これはもしかして神様のお引き合わせ?と思ってしまいました。
キャスリンはフランも一緒のクラスだったので、フランのことも話したり、懐かしがったり。
Wiltonの2週間のクラスの最後の日に、お互いにハグしながら「See you someday」と言ったのですが、そのときはまさか、また会えるときがあるなんて思っていなかった。
でも、人の縁って、こんな風にどこかで繋がっているのかもなー、と思いました。
一昨日は、歩いていたらアニバーサリーさんの清水さんが来ていらして、今日またふらふら歩いていたら、コレットにも会いました。
歩いてみるもんだ(笑)。
なんか、世界は狭いなぁ、と思います。
ケーキディスプレイの受付担当のおばちゃんは、私の顔を見て、「あなた、前にも来ていたでしょう? 私、憶えているわよ!」とハグしてくれました。
が、私は全然記憶になくて、スミマセン…って感じなんですが(汗)。
いろいろ話しかけてくれても、聞き取れないことも多く、また思うことをうまく表現できなかったりと、言葉の壁はなかなか厚いです。
それでもこうして、ケーキデコレーションを通じて時間を共有できることは、その壁を乗り越えてなお、得るものの手応えを実感しています。
今回会った人たちに、またいつかきっと会える、という気がします。
根拠なんて何もないけれど(笑)、一つの共通項で繋がっている限り、世界のどこか遠くにいても、またきっと、いつか会える。
そう考えると、なんだかわくわくします。
さて、コンベンションはあと2日。
来週は家に帰ります。
こちらに来てから、ずーっと日本食を食べていないので、さすがにお米が恋しくなってきました。
すっごく食べたい、というわけではないけれど、ピンと粒の立った炊きたてのご飯があったら、どんなに嬉しいだろうと思います。
うーん、やっぱり日本人は「米」でしょうか。
by cssucre2 | 2009-08-01 13:00 | Work | Comments(0)