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夏仕様

今年はなかなか暑くならないなぁと思っていたのですが、ここに来て急に暑くなりました。
とは言ってもまだまだ、家の中は涼しい。
これからが夏本番でしょうか。

子供の頃、夏になると家の中が夏仕様になりました。
お座布団やお布団はもちろんのこと、敷物も籐のカーペットになり、衝立や引戸も葦になったものです。
ところが今、我が家では年中サッシの外に網戸がはまっていますし、カーテンを夏仕様に変えることもなく、手抜きな生活です。
衣替えですら、セーターやコートはともかく、間物は年中着ているし。
これというのも冷暖房が完備されたお陰でしょうか。
食べ物すら、季節感が薄くなりました。

でも、6月はなんといってもサクランボ。
日本の可愛いサクランボから、アメリカの豊満なチェリーまで、これだけは6月のフルーツだという気がします。缶詰は別にしてね(笑)。

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チェリーの色をそのまま生かして、甘酸っぱいムースにしました。
この季節だけの味、と思いきや、今は缶詰を使えばいつでもOKですが、やっぱりね、食べるのも今の季節が一番おいしいように感じます。

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毎年、勝手に繁り、勝手に実ってくれるお利口さんのラズベリーは、今たわわに青い実を付けています。
もうすぐ紅くなったら、少しずつ収穫して冷凍庫に貯め、ジャムにします。
ラズベリージャムの楽しみは、このリンツァートルテ。
ラズベリージャムはおうちで煮ると、色も味も鮮やかに引き立ちます。
そのジャムをたっぷり使ったスパイスの香りの焼き菓子は、イメージ的には冬のお菓子なのですが、思いの外冷たいお茶に良く合います。
日持ちがして持ち歩きしやすいのも、暑い時期にはウレシイ。

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青い空にぽっかり浮かぶ雲。
もくもく入道雲には、まだちょっと早い。
そんな夏のはじめの雲のクッキーです。
今度は飛行機も飛ばせたい(笑)。
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by cssucre2 | 2009-06-23 20:31 | Work

ネーミング

最近のケーキ屋さんのケーキの名前は、ときどき、とても難しかったりします。
フランス語の羅列の名前なんかあったりして、そういうのはまぁ、ガトー・ミルティーユ・エ・ヤウルトみたいな、使った素材に由来する名前だったり、でなければ、クール・ド・カシスとか形から来てたり、なんの脈絡もなく、イメージから来る象徴的なフランス語名だったり、もう全くワケがワカンナイだけではなく、読むのも混乱しながら、舌を噛みそうになるくらい発音しにくく、字数はもちろん多いので、普通は全然憶えられません。と、このセンテンスが意味なく長いくらい、意味のないことのように感じています。
こんなヤヤコシイ名前を、ショーケースのラベルに書いたところで、お客様が注文するのも困るじゃん?と思うのですが、そういうことは、肝心のネーミングの主はどう思っているのでしょう?
まぁね、ネーミングってのもある意味、主張だと思うので、それはソレでいいと思います。
でも、私が自分のケーキに名前を付けるときには、憶えやすくてわかりやすくて、ちょっと楽しい名前にしたいと思っています。

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これは、ビスキュイ・ア・ラ・キュイエール・ショコラで、チェリーとバナナのマンゴピュレ和えとクレーム・シャンティイーを巻いた、単純なくせに、説明は舌を噛みそうなケーキですが、名前は「ショカ・ショコ・ロール」と言います。
ええとね、リズムがいいように、一応頭韻踏んでるんですよ。←と言わないと気付かれないところ辺りが、私の負けです。
「ショコ・ロール」はそのまんまチョコロールの意ですが、最初の「ショカ」ってのは「初夏」のことです(笑)。
チョコレート生地ですが、ビスキュイなのでとても軽く、しかも焼き時間8分です。暑くなってくると、長い時間、オーブンに火を入れたくないですもんね。
季節のチェリーとマンゴを使って、ついでにバナナでトロピカル気分をプラス(になっているのか?本当に>自分)。
なわけで、初夏のチョコロールってワケです。

蕎麦ちょこといい、ショカショコロールといい、最近ダジャレなネーミングばかりでちょっと反省していますが、まぁ憶えて貰いやすい名前がいいかと。
そして、こんな変な名前では多分、お店の菓子には有り得ませんから、おうちのお菓子としてレパートリーに定着してくれればいいなという、密かな願いも込めているのです。

私は、おうちのお菓子は、お店の真似っこなんかする必要はないと思っています。
おうちでしか作れない、おうちで作るからこそ、そのもののホントウのおいしさを味わえる菓子はいっぱいあります。
この、ビスキュイ・ア・ラ・キュイエールもそのひとつ。
オーブンに入れる前に粉糖をたっぷり振りかけて焼き上げると、砂糖がカサカサした表面が出来ます。
ペルレという状態ですが、このカサカサが維持できるのは、ほんの数時間の間だけ。
でも私は、このペルレな表面の食感がとても好きで、ぜひここを味わっていただきたいと思う。
菓子屋もそう思っているはずだと信じているのですが、残念ながらショーケースに入っているうちに、表面はだんだん泣いて(湿気って)きます。
折角のペルレも、しとしとになってしまえば、本来の食感は味わえません。残念無念。
でもね、おうちで作れば、そんなこともなく、表面のかさかさと、生地の軽いふわふわが同時に味わえるんですよ。なんてブラボー!(笑)

春には苺を巻いて、秋には栗を、そして名前は、ショシュ・ショコ・ロール。
冬には濃いチョコレート味のクリームで、ショト・ショコ・ロール。
オレンジに、ミルククリームを合わせて、オレ・オレ・ロールってのはどうかしらん?
あ、ついでに、オレオも砕いて一緒に巻いちゃって、オレ・オレ・オレオ・ロール(笑)。
妄想とダジャレは永遠です。
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by cssucre2 | 2009-06-11 00:19 | 雑感

こまごま仕事

時間に余裕があると、気持ちにも余裕が出来て、チマチマした仕事を細々としたくなります。
先週、とっても立派なオーガニックの夏蜜柑をいただきました。
中身は皮を取って、ちょうど家にあったローズマリーの蜂蜜に漬けておいて、ヨーグルトと一緒に食べてしまいました。
ローズマリーの蜂蜜は、ちょっとだけ特徴のある香り。
でも、生の葉っぱや精油ほど、強い香りはしません。
剥いた夏蜜柑の皮があまりに立派なので(笑)、このまま捨てるのがなんだかしのびなくて、砂糖煮ピールを作ることに。

苦みが軽くなるまで茹でこぼして、お砂糖シロップに漬けて一日。
次の日、シロップの糖度を上げて、また一日。
毎日、糖度を少しずつ上げながら、漬け込むこと一週間。
あ、途中で東京に行ったので、一日おサボりしましたが(笑)。
とろんと金色に光るシロップの中で、美味しいピールが出来ました。

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もうちょっとシロップを煮詰めてもいいけれど、このくらいの柔らかさの方が焼き込みにも使えて重宝しそう。
もっと糖度を上げて煮詰めたら、ショコラ・ドランジュにも出来ますね。
せっかくのオーガニック夏蜜柑、皮まで美味しく食べてあげなくちゃ。
これで何を作ろうかなぁと、ちょっと楽しみ。
その前に、そのまま食べてしまいそう?(笑)

先日のドレスクッキーの続きで気分がデコなので、またまたクッキーデコレーションをしてみました。
このところずっと、海外のカード作家さんのブログを見ていたものだから、思いつくカラー傾向が、すっかり洗脳されています(笑)。
ええ、根が単純な人間なので。

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これは、ほとんどがペーストのデコレーションです。
ずっと前、普通のシュガーペーストを使ったら、食べたときに口溶けが悪くイマイチだったので、今回はペーストも美味しいように工夫をしてみました。
ったって、味は砂糖の味ですけれどね。
まぁ、それでも少し、香りとか食感とかがいいように。
可愛いだけで、食べたら美味しくないようでは、デコラティブ・スウィーツの名折れです(大袈裟な(笑))。
すっごく美味しくなくてもいいけれど、不味いようでは困る。←気弱。

ペーストが硬くて、取っ手の部分は絞り出したのですが、表面がめりめりしてしまいました。
うーん、取っ手は違う方法を考えた方がいいかな。
お花も取っ手もアイシングを使ったら、もっと違う風になるし、楽ちんかも。
全部ペーストは、結構時間が掛かります。
でも、こういうツマラナイことに時間を掛けられるってことは、なかなか楽しいものです。
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by cssucre2 | 2009-06-06 22:42 | Work

うふ♪

いろいろ一段落したので、今週は好きなことばかりやっています。
忙しかった後にこんな至福の時が過ごせると、忙しさも悪くないなと思えます。
だってねぇ、毎日ヒマだときっと飽きるよね。

今週は、お友達のバースデイがあったり、この週末に個展を開くお友達がいたり、なので、クッキーを作ってみました。

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取り敢えずひとつ、アイシングをしてみる。
ちょっと少女趣味かしらん?(笑)
普段、こんなドレスにあまり縁がないので(普段からこんなものに縁がある人は少ないでしょうが)、ドレスってどんなだっけ?状態です。
ひとつ作ってみてわかったこと。
まず最初に、ラフだけでもいいので、デザインを描いてから作り始めるべきです。
でも、アイシングはもう作っちゃったし、今更デザイン描くのか?と思ってしまうアバウトな私は、結局そのままイキナリ、クッキーの上にどんどん描いていきます(爆)。

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ドレスとバッグは作るつもりだったのだけれど、作っているうちに面白くなってしまったので、ついでに靴とアクセサリも作ってみる。
靴のクッキーは焼いていなかったので、丸いクッキーの中に絵を。
バッグのデザインが合っていないのは、計画性のなさ所以です。
バースデイのメッセージクッキーも、ちょっとデコ足りなかった。。。

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こちらは、相変わらずラフは描かないけれど、ほんのちょっぴり計画性をアタマの中に持って作ってみる。
一応、ドレスにバッグ、靴とセットにしましたよー。
こちらは、お天気が悪くてアイシングが思うように乾いてくれず、待ち時間多し。
待ちきれずに靴を描いたら、ベースのアイシングが沈むし(泣)。
きらきらフレークがあったので、ちょっぴり振りかけてみる。

グリーンのセットは宅急便で送ったので、ちょっとしっかりした箱に入れました。
水色のセットは手渡しなので、手持ちのクリアケースに。

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デコレーションって、日本ではまだまだポピュラーではないけれど、楽しいし、プレゼントにもいいし、これからはデコの時代ですよぉ。
クリアケースもいいけれど、箱を開けたときのビックリ度も大事だと思うので、クッキーに合わせて箱も作りたいな。
紙はいっぱいあるし、箱を作るの大好きだし。
うふ♪ なんて楽しいことが、たくさんあるんでしょう。
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by cssucre2 | 2009-06-05 16:42 | Work