カテゴリ:雑感( 23 )

靴屋さんのこと

毎朝、NHKの連続ドラマを見るのが習慣になっています。
朝ドラの『べっぴんさん』を見ていたら、今週は靴屋の麻田さんの話で、小さい頃のことを思い出したり。。。やだわ、年かしらね(笑)。

私が幼い頃、父はいつも靴屋さんで靴を作ってもらっていて、私はくっついて一緒によく行っていた。とは言え、私自身はさくらちゃんみたいに靴を作って貰ったことは、残念ながら一度もない。
父は靴を誂えていたけれど、別にお洒落だったわけでもお金持ちだったわけでもなく、たぶん足が小さかったからだと思う。当時は既製品の靴のバリエーションが少なくて、合う靴がなかったんじゃないかなぁ。
実家は紳士服屋だったので、ぴたりと身に合った背広はおそらく父には制服のようなもので、それに合った靴も必要だったのかもしれない。

父の御用達(笑)の靴屋さんは、アサヤさんのようにカッコ良くもなく、おしゃれな店でもなかった。作業場と一体化したような小さな店で、頼まれて仕上がった靴と、靴墨やブラシを申し訳程度に並べていただけのような靴屋さんだった。
机の上にはいつも、逆さまになった足型やいろんな切れ端の(にしか見えなかった)革があった。
父は靴を頼みに行く時以外も、よくそこに行ってお喋りをしていた。私はそれにくっ付いて、何をするともなく、靴作りの道具を眺めたり、革の切れ端を拾ったりしていた。
靴屋のおじちゃんは、父と同じくらいか少し年上だったかも知れない。いつも指先が黒くなっていた。そして髭面だった。

小学校にあがる少し前、一度だけ、ひとりでその靴屋さんに行ったことがある。
生まれて初めての腕時計を買って貰って、嬉しくて、それをはめてあちこち歩き回っていたのだった。
顔見知りの靴屋さんの前を通ったので、「おっちゃん、見てぇ」と自慢気に腕時計を見せたら、「ひゃあ、嬢ちゃん、よろしなぁ。こんな時計持ってはるの、嬢ちゃんくらいでっせ」と大仰に褒めてくれた。

私は商店の子だったので、近所の人々は私がどこの子かを知っている。
でも、名前までは知らなかったり、憶えていないことが多く、そのときは一様に「嬢ちゃん」という呼び名で済ますのだ。
靴屋さんは商店街から少し外れたところにあった。商店主は、屋号で呼ばれることが多い。本当の苗字を知らないことも少なくない。
父と一緒にしょっちゅう行っていたせいか、私にとって靴屋さんは、屋号ではなく「Mさん」という名を持つ人だった。でもMさんにとって私は、名前を憶えていない「父の娘」でしかなかったらしい。
幼いながら瞬時にそれを悟って、時計を褒められた嬉しさとともに、少し淋しくなったことを憶えている。

学校に上がるともう、父と一緒に靴屋さんに行くことはなくなり、そして気づいたらいつの間にか靴屋さんはなくなっていた。
移転したのか、店を畳んだのか、誰にも聞かず終いである。私自身もずっと忘れていた。
なのに、今週のアサヤさんのシーンで、もう半世紀以上も前のことを突然はっきりと思い出す。しかもそのときの感情まで。人間の記憶って、なんて不思議なものだろう。
子どもの頃の記憶を素直に懐かしいと感じられるのは、人にとって何よりも幸せなことだ。そんな記憶を与えてくれた親や周囲の人たちに感謝しなくてはと、この年になってつくづく思う。



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これは、ドラマでの『キアリス』のモデルである『ファミリア』のベビー食器。お皿とボウル。私の子どもが小さい頃使っていた。
2年ほど前に食器棚の奥から出てきて、親となった昔の持ち主に送った。カップもあったはずなのに行方不明。
送る前に記念にと携帯で撮った画像なので、真俯瞰に重なっていて良くわからない。もうちょっとちゃんと撮っておくんだったわね。今度子どものところに行ったら、撮り直そう。

ふと思いついて、ファミリアの食器を検索してみたら、形は変わっていたけれど、クマやヒヨコの柄は今も同じだった。すごい。
いいものは使い続けられるということだね~。
私の作るものは、食べてしまえばすぐに消えてしまうものだけれど、そうね~、配合は残るね。
何十年か経っても、作りやすくて美味しい配合は、私のノートにいくつあるかな?
そう考えると、身の引き締まる思いがする。
まだ遅くはないね。そんな配合をひとつでも多く残せるようにガンバロウ。





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by cssucre2 | 2017-01-11 01:05 | 雑感

今年もどうぞよろしく

新年、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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……って、もう5日も経ってんじゃん。
と思われたでしょうが(^_^;)、まぁお休み期間はアクセスも少ないので、ちょうどいいのよ(笑)。

年末年始は、大阪に行ってきました。
あべのハルカス、見てきたよ~!
なのに、口を開けて見上げてたら、肝心の写真を撮るのを忘れてしまいました。。。
阿倍野は、小さい頃からお買い物によく行ったし、学生時代は学校が上町線沿いだったので、休講になるとチンチン電車で遊びに行ったものです。
あの頃、きれいなパステルカラーに白い雲の絵の車両でね、可愛い電車だった。
その路面電車はまだ健在ですが、道路の両側の変わったことと言ったら…!!
はぁ~~、アベノって、キタやミナミに比べると、ちょっと負けてる?って感じだったのに、いろんなものがどんどん出来て、今や注目スポットだよ-。
ハルカスは、展望台はまだオープンしていないらしいのですが、オープンしたら上らなくっちゃ。高いとこ好きだから(笑)。

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そのハルカスで、パンケーキ食べたよ。
パンケーキは、ここんとこトレンドだからね。
クリームが軽くて~、乳脂肪の低脂肪クリームを、ホイッピングマシーン使って立ててる感じ。おいしかったよん♪ めっちゃお腹いっぱいになった。
今年は、カップケーキが来る!と、これは個人的な願望です(笑)。

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ハルカスの向かい側に、彌生ちゃんの絵を見つけて、何だか懐かしく?なって、撮ってみました。
ああ最早、私の郷里は松本なのかも。
とか言いつつも、やっぱり大阪は面白い。
東京ほどおすまししていなくて、がやがやワチャワチャした感じが、街を歩いていると言い様もなく懐かしいです。

さて、2014年が始まりました。
去年はウィルトンクラスをスタートして、頭も身体もフル回転させるという慣れないことをしたので(^_^;)、ちょっと大変でしたが、お陰でいろんな出会いがあり、また新しいことが出来そうです。
ウィルトンのテストを受けるに当たって、あまりの自分の記憶力の低下に驚く!という新発見もあったし(笑)、だんだん年を取ってきて、漠然と感じつつもスルーしてきた事実を確認したので、改めて自分の出来ることと出来ないことを整理しつつ、今後の傾向と対策を模索していくつもりです。
長いこと製菓とデコレーションをやってきて、自分のしたいことは集約できてきましたので、それらを楽しみながら、後進の若い人たちのお役に立てればいいなと思うようにもなってきました。はあぁ~、マジで年取ったのかも(笑)。
でもねー、若い方たちが頑張っているのを見るのは眩しいし、もしなにか役に立てれば嬉しいじゃありませんか。

今年はねぇ、のんびり行くよ。そして楽しいことをいっぱいするつもりでいます。
どうぞ本年も、ゆるゆるとお付き合いのほど、お願い申し上げます。


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by cssucre2 | 2014-01-05 15:47 | 雑感

ご縁

もう先月のことになります。
12年前に、シカゴのデコレーションスクールで知り合ったフランが、日本に来ました。
今回は、息子、娘(ふたりとも大人)と一緒に、5日間の滞在でした。

息子のマットは、アーミーの関係で日本に住んでいたこともあり、その後も何度か来日したりで、かなりの日本通。
日本語も、私の英語より上手いんじゃないか?と思うほど。
今回は日本が初めての娘・ジェスに、フランと両親(ジェスにとっては祖父母)の思い出の地を見せてあげたいという目的の下、横浜・鎌倉・箱根を訪れたいという希望。
うーん、信州まで来て貰うには、ちょっと日程がタイトすぎる。。。。
まぁ、あまり無理なスケジュールは大変なだけなので信州は諦めて、夫にドライバーを頼んで、一緒にのんびり回ることにしました。
これがホント正解よ~。
なんせ、いろいろ喋るのも説明するのも、考え考えですからね、時間の掛かること夥しい。
それでも私のアレレ?な英語、伝わっているんだかいないんだか…。
夫の英語は、私よりはるかにマシですが、女どもと興味の対象が微妙に違う(笑)。

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ほらね、鎌倉っちゃー、ここよ。
美男におわす大仏さま。
お賽銭の5円玉を、日本では「ご縁」に掛けるんだと言うことを説明するのが大変!
苦し紛れに、tied ribbonなんて言ったけど、自分でも意味不明。
ああ、早く、ちゃんと使える音声同時翻訳機が出来ないかなぁ!←あくまで他力本願(笑)。

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ジェスはバッグに、赤白ストライプのTシャツを入れていて、あちこちでササッとそれを着ては写真を撮って貰う。
これはなんですか、「ウォーリーを探せ」のwebナントカがあるらしくて、そこにアップするんだそう。
世界中あちこちで、こんなことやってる人がいるとはね。

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そしてちょうど時期だったので、アジサイの長谷寺です。
平日なのに、アジサイ散策路に入るには45分待ちです。TDR並みだわー。
フランとジェスは二人して、一生懸命お花の写真を撮っていました。
その様子を撮るのは、うちの夫(笑)。

梅雨のさなかだし、天気予報も雨と言ってたよ~と周囲に言われつつ、でも私は「晴れ女」ですからね。
何の根拠もなく、自信たっぷりに大丈夫!と宣言したとおり、

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まぁ晴天とまでは行きませんが、なんとか富士山も見られて、面目躍如(笑)。
以前、フランのうちに半月の滞在中、雨がほとんど降らなかったときから、私はsunshine girlと呼ばれているのよー。

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お約束?の黒たまごを食べ、

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フランと両親の思い出の富士屋ホテル。
ちなみに私は、箱根が初めてだったのですが、フランはなんと3度目。
どういうこっちゃ?
でもまぁ、フランはグランドキャニオンには行ったことがないと言っていましたからね。
そんなものかもね?(笑)
温泉にも入り、ジェスは最初、「え?裸なの?!」と驚いていたにもかかわらず、気に入ったらしく、朝も母子で入っていました。
温泉、気持ちいいもんねぇ。

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東京タワーから、スカイツリーも見ました。
でも、日本であんなに話題になっていたのに、知らなかったみたい。
まぁ余所の国の平和な話題って、案外スルーなのかもね?

フランは、スクールでクラスメイトになったとき、私が日本から来たと知ったらすぐに、「私は日本で生まれたのよ」と自己紹介してくれたのですが、彼女の両親が戦後、進駐軍として日本に駐留していたときに横浜で生まれたとのこと。
アメリカに帰ったのは赤ちゃんのときだったけれど、18歳のときに両親と一緒に日本に来たことがあると言っていました。
そんな「袖すり合う」程度のご縁だったのに、なぜかその後も交流は続き、フランの家にステイさせて貰ってデコレーションスクールに通ったり、一緒にアメリカ西部に向かってのドライブ旅行に行ったりと、多大なるお世話になっています。

「縁」って不思議だなぁと、ときどき思います。
地球に今、何億人いるの?60億くらい?
その中から、一人の人間が一生のうちに知り合う人って、一体何人いるんだろう?
知り合っただけで、そのまま分かれてしまう人もいるし、学生時代に仲が良くても、卒業後は疎遠になってしまうこともある。
だいたい、大勢の中から偶然巡り会うことさえ僅かなのに、遠く離れた地で生活しながら、こうして何度も会えるのは「ご縁」があったとしか思えません。
これが神様?仏様?どなたかの恵みだったとしたら、本当に有り難いことです。

もちろん、こんな遠くにいなくても、今、私の近くで親しくしてくれている人たち、通ってくれている生徒さんたち、みんなそれぞれにご縁があったわけで、思えばそのひとつひとつが有り難いことです。
同じ時代に生きていることすら不思議なことだし、何かのきっかけで知り合うことも不思議なこと。
人生は不思議なことだらけです。

でも、せっかく結ばれたリボンは大事に、できるだけ丁寧に扱って行かれたらなぁ。
なんせ元々が粗忽な人間ですから、ついついぞんざいなことをしてしまうのですが、そろそろいい年になってきたし、少しは襟を正していこうと思いました。
男前の大仏さまには、5円玉でお賽銭を上げましたので、また新たなご縁を結んでくれるかしら?
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by cssucre2 | 2012-07-10 11:43 | 雑感

おうちでお菓子作り

あっと言う間に桜の季節が過ぎ、これから一番いい季節になりますねー。
私は先週から身内の家事手伝いに、アウェイで九州に来ていますよん。
うちの近くの桜は、先週まだほころび始めたばかりで来たのですが、到着したこちらでは、もう終わってしまっていました。
で、今年はお花見が出来なかった(泣)。
でも、友人が松本城の桜画像を送ってくれました。

家事の合間に、テキスト作りとか、ちょっとだけ仕事していますが、まあ大したことないので結構のんびり過ごしています。
バターと生クリームは1本ずつ持ってきた (!) ので、久しぶりに仕事でないお菓子作りなんかもして、いや~、気ままにお菓子作るのって楽しいわー(笑)。
パフケーキを作り、プリンを作り、苺大福を作り、パンナコッタを作り、栗どら焼きを作り、チョコのサンドケーキを作り、バナナマフィンを焼き、さっきパート・ブリゼを仕込みました。
ええと、ご飯も作っていますよ。
もちろん、仕事でお菓子を作るのも楽しいですが、この配合はどうとか、写真を撮らなきゃとか、そーんなこと何にも考えないでテキトーに、ある材料で何が出来るかなー、と考えて作るのは、本来のおうちのおやつという気がします。
なので写真がないぞ。
少しくらいは撮っておけば良かったかなぁ。

そうそう、角砂糖デコレーションもしました。

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小さい桜の口金しかないので、口金を使わないで、コルネだけで出来る絞りを中心にしました。
まぁ、口金が色々あれば楽しいですが、ないならないでナントカなるもんだ。
こんな小さな角砂糖に絞る分には、かえって口金がない方が楽かも知れません。
取り敢えず、先端を細くカットしておいて、絞るプレッシャーの掛け方で、細くも太くも出来るし。
スタンドミキサーはもちろんないので、アイシングも手で練って、道具も最低限あれば、なんでも出来るものですね~。

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今の私のキッチンは、一応仕事ですから(笑)、製菓の道具はなんでも揃っています。
材料も基本的なものはだいたい、ほとんど揃っているし、手を伸ばせばすぐに届くところになんでもある。
そんな環境の中でお菓子を作っていると、それが当たり前で、揃っていなくては出来ないような気になってしまいます。
でも昔、小さなキッチンで、不自由しながらお菓子を作っていた頃のこと、でも、それが本当に楽しかったことなど思い出しました。
おうちで作るお菓子の醍醐味って、そういうことじゃないか。
この嬉しさ、楽しさを伝えたいなぁと、心から思います。

お菓子は、簡単な材料で気軽に作れるものがたくさんあります。
工程もシンプルで、おいしいものがいっぱい出来る。
でも、工程がシンプルなものほど奥が深いし、丁寧に上手に作ったものは、シンプルなものほど違いが出ます。
おうちのお菓子は、そういうものだね。
これがうちの定番お菓子、と言えるものを作って貰えるように、いい配合を作るのが私の役目ですね。
ようし、ガンバロウ。

たまに仕事を離れて、こういう時間を持てたことは、いろんな意味で貴重な機会になりました。
いやぁ、人生って楽しいねぇ。
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by cssucre2 | 2012-04-29 12:02 | 雑感

安井さんのこと

土曜日の夜、出先のホテルで何気なくTVを見ていたら、安井寿一さんのことをやっていました。
とてもとても懐かしい名前。
安井寿一さんと言えば、今はなきホテルプラザの製菓長。
今だったら、シェフ・パティシエなんていうんだろうけれど、安井さんにはやっぱり「製菓長」という名前が似合う気がします。

私は知らなかったのだけれど、日本で初めてチーズケーキを作ったのは安井さんだったらしいのね。
万博の前年、大阪に赴任してきた安井さんが、ドイツのケーゼクーヘンのレシピを見て、いろいろ試行錯誤しながら作り上げた、という話です。
ひとつのお菓子を作り上げていくまでには、いろんな山あり谷あり。
あれこれ試して考えて、また試して、ということを幾度となく、今も私もやっています。
そのせいか、なんだかしみじみと胸に感ずるものがありました。
この頃はお菓子教室もたーーくさんあって、しかも専門のケーキ屋さんが開く菓子教室も、パティシエの書く本もいくらでも手に入る時代です。
材料もネットでちゃちゃっと検索して、ボタンをぽちっと押せば、あっと言う間に届くし。
試行錯誤なんてあまりしないでも、マニュアル通りに作ればソコソコのものが出来ちゃう。
なんていい世の中になったんだろう!と思うと同時に、こんなに苦労しないでいいのか?なんて、ちょっと思ったりするのは、もうトシヨリってことかしらね?(笑)

1970~80年代にかけて、私は安井さんの本にたくさんお世話になって、お菓子作りの楽しみや難しさを学んだ気がします。
私が小さい頃、デコレーションケーキといえばバタークリームのもので、ピンクと白のバラが載っていて、アラザンがパラパラと振りかけてありました。

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なんと、これは私ですのよ。
私にだって、こんな可愛いときがあったのさ(笑)。
1962年、まだ東京オリンピックの前よ~。
アルバムに、糊で貼り付けてあったのでアルバムごとスキャンしました。
かなりわかりにくいですが、バタークリームの上に(たぶん)赤いドレンチェリーが載っています。

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これはその翌年、兄の誕生日ですが、チョココーティングのケーキです。
子供はチョコが好きですからね。
そして、大きくなってくると自己主張が出てきてリクエストするので(笑)。
スポンジ台をうすーくバタークリームで覆った後、洋生チョコ(コーティングチョコ)を掛けたやつです。
今もあるのかな?懐かしい。
お誕生日のプレゼントは、地球儀だったらしい。

60年代はこんなケーキばかりだったのに、1970年、万博と同時にケーキが激変しました。
まず、冷蔵設備・輸送が充実されたせいか、生クリームの苺ショートが現れた!
そして、なんだかお洒落な、ほそーい線のチョコで絵や字を描き、色とりどりのジャムで飾った、いわゆる平面仕上げのケーキを売るお店が出てきた!
70年代になると私達も大きくなったせいか、誕生日の写真がありません。
大きくなって、写真を撮らせなかったのかもね?
まぁそんなもんよね。
今の私は自分の写真より、ケーキの写真がないことのほうが残念だけれど。

自分でお菓子の本を買うようになった70年代後半以後、このデコレーション、可愛いな、素敵だなと思うと、そこには必ず安井さんの名前があったことを憶えています。
安井さんのケーキは、空間をうまく使っていて、それでいてスタイリッシュ過ぎない、なんだかふんわりとした優しい感じのするデコレーションでした。
私も大阪を離れてしまって、安井さんのお名前も見なくなったなぁ、引退しちゃったのかなと思っていたのですが、50歳の若さで亡くなられてしまったんですね。。。
生きていらしたら、まだご活躍だったかも?と思うと、本当に残念です。

思いがけず、ふと見た番組で安井さんのことが知れて、嬉しかったです。
安井さんのケーキを見ていた頃は、自分が同じ仕事に携わるなどと思っていなかったので、ボンヤリとしか見ていなかった。
もっとちゃんと、見て、味わっておけば良かったな。

でもこうして何十年経っても、安井さんのケーキを憶えているのですから、すごいことです。
ご本人に伝えたいな。念じれば伝わるかな。
仕事って、日々の積み重ねだけれど、そして目に見えて評価される仕事は少ないけれど、こうしてどこかで誰かの記憶になる仕事は、これに限らずたくさんありますね。
自分にはわからなくても、どこかで誰かの役に立っているって、なんて励みになるんだろう。
実際立っているか立っていないかなんて、この際どうでもいいや。
立ってるんだと思い込んで、明日からまたガンバロウ。
安井さん~、あなたはすごい人ですよー。
こんな活力まで、私にくれました。
ありがとうーー。
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by cssucre2 | 2011-12-12 12:10 | 雑感

あっと言う間の夏

暑い暑いと思っていたら、先週は涼しいどころか寒くなってしまいました。
夏掛けでは寒くて耐えられず、羽布団を出しました。
ふかふかぬくぬく、これって8月じゃないよなぁ。

ちょっと更新が滞っているという自覚はあったのですが、開いてみると1ヶ月ぶり。
自分でもびっくりです。
お盆に家族が集まったりしたので、ちょっとバタバタしたり、いろいろ楽しかったり、旅行のアルバムを作ったりしているうちに、夏は過ぎようとしています。
久しぶりにアルバム作りをしたら、なんと60ページにもなってしまい、それにもびっくりでしたが、もっと驚いたことは、このアルバムに少なくとも100枚以上はスクラップブッキング用のペーパーを使ったはずなのに、全く減った感じがない…。
一体うちには、どれほど紙があるんだ?と、少し反省しました。
しばらく紙は買いません。
宣言しておかないと、買ってしまいそうなので(笑)。

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すごーく久しぶりに、自家消費のためにチョコレートケーキを作りました。
自家消費って、なんかどこか気が緩む(笑)。
とりあえず、クリームてんこ盛りです。
たくさん食べてくれる人がいるって、嬉しいことだね。

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ちょっと秋の気配がしてきているので、和の香りのお菓子を。
なぜ、秋=和なんだ?とか聞かないでください。
単にイメージよ。イメージ(笑)。
黒ごまたっぷりの型抜きクッキーですが、型は和風の抜き型を。
左から、扇面、千鳥、瓢。
他に、小判と三味胴という型もあります。
三味胴ってのは、正方形のちょっと膨らんだような形。
三味線の胴の部分の形、なんだそうです。

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こちらは、あずきスポンジに抹茶クリームの完全?和スウィーツ。
完全って何だ?!
でも、香り付けはブランデーを使っています。
小豆とブランデーって、合うのよねー。
ぽってりとまぁるく、クリームを絞ってみました。
名前は「若草山」だよ。


今週の月曜日(22日)に、私のシュガークラフトの恩師である、稲田和子先生が亡くなられました。
まだ、シュガークラフトが日本で全く認知されていない時代からイギリスに渡って、国内での普及に努められた第一人者です。
20年前、初めて恵比寿の先生のスタジオに伺ったときのことを、今も鮮明に憶えています。
先生には、たくさんたくさん、いろんな事を教わりました。
昔は厳しい先生で、よく叱られましたし、怒らせてしまったこともありました。
でも、叱られても怒らせても、しばらく経つと何事もなかったように接してくださるので、私も言いたいことを言って、我が儘し放題だった気がします。

イギリスにもアメリカにもご一緒しました。
お茶目なところもある方で、ラスベガスのコンベンションに参加したときはホテルが違ったのですが、深夜突然部屋に電話があり、「今、あなたのホテルのフロントにいるから、カジノを付き合って頂戴!」などと言われます。
私がビデオポーカーでお茶を濁そうとしていたら、「あら、私はテーブルゲームをやりたいのよ」と宣い、ブラックジャックがなかなか終わらず真夜中にタクシーで送り届けたりもしました。
ここ数年はなかなかお目に掛かる機会がなく、でもこの6月にもフェイスブックでメッセージを下さったときに、なんだかちょっと先生らしくない気弱なことを書かれていたので、あー、お電話しなくちゃー、と思っていたのに、ついついそのままになってしまいました…。

今週はシュガーのレッスンが多く、昨日は松本調理師製菓師専門学校さんでクラスをさせていただいたのですが、若い生徒さんたちに説明をしながら、
「先生、こうして若い人たちが、シュガーを学びたがってくれてますよー。」
と、心の中で報告をしていました。
生徒さんたちに先生のお話をしたときに、こうして今、私がシュガーのお稽古をしていられるのも、先生が基礎を手ほどきしてくださったお陰だと思うと、不覚にも涙ぐんでしまった。。。
家庭や子供を持ちつつ、今の仕事をしていた私に、先生も同じように子育てをしながら勉強を続けて来たときのことなど話してくれ、励まし続けてくださいました。
あの頃、どれほど力になったか知れません。

今週は、いろんな事を思い出しては悲しくなってしまって元気がなかったのですが、こんなことではまた叱られます。
元気を出して、一生懸命お稽古しなければ。
先生、今まで本当にありがとうございました。
先生の行動力、バイタリティ、旺盛な好奇心、そして笑顔。
決して決していつまでも忘れません。
私も頑張ります。なので見ていてね。

そんなことを思いながらの、夏の終わりです。
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by cssucre2 | 2011-08-25 21:28 | 雑感

I must live...

長い長い一週間でした…。
被災された方々には、改めてお見舞い申し上げます。
また、大切な方をなくされた方には、言葉がありません…。心からお悔やみ申し上げます。

この間、報道が伝える状況にため息をついたり、知人やその家族の消息に一喜一憂したり、こんな事ではいけない!と自分を鼓舞してみたり、そんな日々でした。
己の無力さを痛感するとともに、せめて何か出来ることはないかと、少しばかりの義援金を送ってみたり、避難所名簿の画像をテキスト化するお手伝いをしてみたりもしました。
たくさんの名前が、早く家族や友人のところに届くようにと、祈りながらの作業でした。

地震の後、電話もケータイメールも不通になってしまったとき、TwitterとFacebookだけは何故か通じていて、双方で繋がっていた友人たちとは安否確認が出来、ほっとしたものです。
どういう仕組みなんでしょうね?
わかんないけど、とにかく偉いぞ!>Twitter & Facebook
そしてあの日、日本の夜が更けるに連れて、ヨーロッパ、そしてアメリカ大陸と、順に朝になった国から次々とメールが届きました。

ある友人は、
Know you always have my prayers and for your friends.
そしてまた別の友人は、
Know that we are praying for you and your country.

みんながこうやって心配してくれている…。
有り難さが、弱っている心に沁みました。
TVを見ては泣き、メールを読んでは泣き、名簿打ち込みをしては泣き、ずいぶん涙もろくなった一週間です。
私なんかが泣いている場合じゃないのに。

福島の原子力発電所の状況も厳しく、報道から目が離せない毎日です。
メディアはいろいろと伝えてくれますが、素人の私が見ていても、必要以上に不安を煽るような報道も少なくありません。
現代では、自分から進んでいろんな情報を得ることが出来ます。
一方的に与えられる情報だけではなく、能動的に情報を得て、冷静に状況判断をしていくべきだと考えています。
さまざまな情報に呑まれることなく、自分の頭で考えないとね。
正直言って、物理学的なことは(原子力って物理だよね?←この程度の認識)全く苦手であり無知ですので、読んでいてもわからない部分も多々出てきます。
それでも、わからない言葉をまた検索すれば、少しずつ理解が進むようになってきます。
なんて有り難い世の中なんでしょう。

原子力関係では、
http://getnews.jp/archives/105218
https://sites.google.com/site/reportfujibayashi/
が、わかりやすかったです。

そして、村上龍氏のニューヨークタイムズへの寄稿文、
http://www.nytimes.com/2011/03/17/opinion/17Murakami.html
↑は、原文ですので、私は↓を読みました。
http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/2581/

我々は、希望を持って生きていかなければなりません。

私には、いくつかの大切な本があります。
8歳のクリスマスに、父から贈られた「とぶ船」という本もその1冊です。
今も大事に持っています。
大人になってから、原書も手に入れました。
その中に、こんな言葉があります。
私が、人生の指針のひとつにしている言葉です。

I must live my own life in my own way and in my own time.
(出典・"The Ship that Flew" by Hilda Lewis  Oxford University Press)

邦訳をしてくださった石井桃子さんは、この一文をこんな風に訳されました。

「わたしは、わたしの時代のなかで、わたしらしく生きていかなければなりません。」
(「とぶ船」 ヒルダ・ルイス作 石井桃子訳 岩波書店 より)

この言葉を言ったマチルダという少女は、「星あかりのなかで、みんなのほうをまっすぐに見て、しずかに」言うのです。

私も自分の出来ることを、自分の生活の中で続けていくことが、きっと大事なことなのでしょう。
元気を出して、真っ直ぐに、自分の信じることをやっていきましょう。
嫌なことも困難もあります。
それでも真摯に生きることはきっと、希望に繋がると信じています。

頑張りましょう。


<追記>
「とぶ船」の文章引用については、著作権に抵触するのではないかと懸念していますが、どうしてもご紹介したく、原文・訳文をそのまま引用させていただきました。
大好きだった石井桃子さんは、きっと許してくださるのではないかと、私の勝手な希望のもと、心の中で石井さんにお許しを願っています。
原作者のヒルダ・ルイスさんは、もちろん面識どころか人となりも存じ上げませんが、石井さんからよろしく言ってくださるようお願いしました。
岩波書店さん、ご海容いただけますよう、お願い申し上げます。
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by cssucre2 | 2011-03-20 15:24 | 雑感

New Year

新年あけましておめでとうございます。

この年末年始は帰省しました。
お正月に移動をするとちょっと慌ただしいですが、身内にも会え、お天気も心配していた雪も降らず、思ったよりのんびり出来ました。
卯年なので、ウサビッチのi-phoneカバーを買いました。でもウサビッチ、見たことないんですけど(笑)。
そんなわけで今年も吉例、干支にちなんだお菓子でご挨拶を。

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うさぎのふわふわマシュマロです。
お正月なので、ちょっと画像を大きくしてみたよ。
でも、ウサギにもマシュマロにもピントが合っていない上、手ぶれがバレバレです。
今年の目標は、ピントを合わせることです。

ノートに親戚一同、みんなで一言ずつ書いたのですが、ウサギの絵をオマケで描いたら、若い子が「昭和な顔のウサギ」だってー!
確かに、イマドキのゆるかわ系の顔にならないのよね。
これって、どうしたものでしょうねぇ?
もう開き直って、昭和なレトロ風で行くしかないわね。
なんだか、これからの指標が見えてきた気のするお正月です。

さて、今年もゆるゆると、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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by cssucre2 | 2011-01-04 09:16 | 雑感

さまざま週間

今週はなんだか、お菓子をたくさん食べています(笑)。
月曜日の懇親会では、デザートのお菓子も食べ、コンクール予選の米粉を使ったロールケーキも食べました。
そして水曜日はこれらのケーキ。

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いつも講習会をやらせていただいている製菓材料問屋さんが、今年めでたく100周年を迎えられました。
その記念事業の一環で、今月はいろんな講習会があります。
皮切りは洋菓子で、ラ・ヴィエイユ・フランスの木村シェフの講習。
一日じっくりと見せていただきましたが、出来たお菓子はどれも本当に美味しくて、5種類のケーキを、するすると完食してしまいました(爆)。
木村シェフの講習会は2度目だったのですが、前回もとても美味しかった。
なんだろうなぁ、美味しいけれどひとつ食べて満足、というお菓子もあるけれど、私は本来の意味では、もっと食べたい、と思うお菓子が本当に美味しいんじゃないかと。
そういう点、木村シェフのお菓子は、もっと食べたいと思わせられます。
どういえばいいのか、うまく表せませんが、味の好みが合う感じ♪
きっと、同じダシの味で育ったんじゃないかしらん?(笑)と思ってしまいそうなところがあります。←どういう喩えなんだか。。。

昨日は、シュガークラフトのコンテストがあったので、それを見に、東京に行ってきました。
テーマは「夏」で、今回のは作品サイズの小さいコンテストだったのですが、みんな良く作り込めていて、なかなか見応えがありました。
会場がシビックセンターという、いわゆる市役所?的なところだったせいか、シュガーの展示会には珍しく、関係者およびその身内以外の来場者が多いことに驚きました。
会場で、主催のシュガー仲間さんとお喋りしていた小1時間の間にも、来場者が途切れることなく、しかもすべて関係者以外という素晴らしさ!
初めてシュガーをご覧になる方も多く、「何で出来ているんですか?」という問いかけも多々。
お母さんに連れられた小さな男の子が、「どうやって作るんですか?」「それは、どこに売っているんですか?」と尋ねていて、あまりの可愛さと利発さにおばちゃん仰天です(笑)。

ついでに(どれが「ついで」なのかが不明)、原宿で北斎生誕250年の展覧会をやっているので、肉筆画に富嶽三十六景、たっぷりと見てきました。
いやぁ、やっぱり北斎、サイコーです。
以前から私が、北斎北斎と騒いでいるのを知っている友人も一緒に見に行ったのですが、実物を見て、北斎のすごさを認識した模様。
ほぉら、北斎ファンをひとり増やした! でかした私!!(笑)

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表参道ヒルズのとらやカフェで、和スウィーツ(っていうのかしらん?)を食べました。
焼き菓子4種とゼリー、あんペーストにクッキーというセットプレートです。
とらやの和菓子素材を使ったケーキは一度食べてみたかったのと、噂に聞く「あんペースト」にも興味があったのですが、結果的には「うーん」って感じ。
なんだか、イマイチ和素材を生かし切れていない気がします。
どうせなら、パリで評判だという餡トリュフを置いて欲しかった~。
いやぁ、なかなか難しいですねぇ。

和素材を洋菓子に取り入れることにはとても興味があって、私自身も、定番の抹茶を使ったお菓子はもちろん、きなこのムースや(別名・信玄餅ムースといいます(笑))、桜餡を巻いたロールケーキ、あずきを練り込んだ焼き菓子なども作りました。
レシピを組むときに、自分ではおいしいと思って作るわけですが、どうかなぁ、独善的になっていなかったか、時間が経った今、もう一度作って検証してみるべきかも知れません。
レシピを作っている時は、その菓子に対して少なからずテンションハイになっているので、我が子可愛さで冷静に判断できていないかも?
そんなふうにちょっと、反省したりしました。

今また別の和素材で、作ってみたいお菓子をいくつか思いついています。
私はわりに、素材そのものを食べて、その時にパアッと浮かんだイメージと味を形にして行くことが多いです。
一度にイメージが拡がると、いくつも思いつき、そして数字もその場でパパーッと書いてしまうアバウトさんなのですが、浮かばないと全然(笑)。
でも、和の素材は日本人の舌に馴染んでいるし、上手に使っていきたいなぁ。
食感も生かしつつ、うまく融合させられたら、そんなことを考えながらのいろいろでした。
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by cssucre2 | 2010-07-04 01:21 | 雑感

総会&懇親会

昨夜は、洋菓子協会の総会&先日のコンクール表彰式でした。
私は、総会には一度も行ったことがなかったのですが、今回は若い生徒ちゃんたちの受賞もあったので、ほとんど保護者(笑)の気持ちで行ってきました。
会場は市内のホテルだったのですが、着いてから、当該会場がどこだったのか、案内の紙を見てくるのを忘れたことに気付く。
で、あれ~、と思っていたら、飲み仲間(笑)のノエルさんと会ったので、一緒に会場へ。
ノエルさんも今回、ピエス・アーティスティック部門で銅賞受賞でした。おめでとうございます!


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なんだか、入学式とかを思い出します。

総会後の懇親会では、他店の方々といろいろお話しできました。
受賞された方たちのスピーチを聴いていると、みんなそれぞれに頑張っていて意欲もあり、若いっていいなぁと思いました。
制作時の過程や苦労やらを話してくれる方もいて、そうだよね、みんな悩みつつ苦しみつつ、作品を仕上げていくんだよね。
今回の生徒ちゃんたちの制作過程や、ずっと前の自分のコンペのことを思い出したりして、ちょっと胸が熱くなりました。

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うちの若い子たちのスピーチは、なんだか私の方がドキドキしてしまいました。
自分の授賞式よりずっと、緊張してしまった(笑)。
でも二人とも、頑張ってちゃんとご挨拶が出来ました。

今回もたくさんの受賞者を輩出されたお店のオーナーさんが、「若い人たちを育てていく大切さ」をお話ししてくれて、いろいろ感じることがありました。
私ごときが「育てる」なんてのは、おこがましいことなのですが、それでも「作る」ことの楽しさや喜び、そういったものを伝えて行かれたらと思います。
若い受賞者の人たちが何人か、「他の店の仲間ともいろいろ相談できて」と話していて、そういうのっていいなぁ。
普段はそれぞれの店で仕事をしていますが、こういう場で知り合って、同じ道を志す者同志、自分にはない知識や技術を交換しつつ、お互いを高め合って行かれれば、こんなにいいことはありません。

今回、シュガークラフト部門で受賞した他店の男の子とも少し話が出来たのですが、シュガーをやっているケーキ屋さんは少ないので、是非頑張って続けて欲しいです。
シュガーは、ケーキ屋でやるには時間と手が掛かりすぎる、という事実は否めません。
だから、扱っていないケーキ屋が多いのかとも思いますが、シュガーのテクを部分的に使って、今あるお菓子をより魅力的に、販売効果を高めることは出来ると思っています。
作り置きも利きますから、時間の余裕のあるときにパーツだけ作っておけば、ホントに短時間で特別感のある商品が出来ます。
私も最初は、シュガーにはシュガークラフトケーキのスタイルがあると思いこんでいましたが、今は、部分的に生かせる方法や、可愛いパーツをシュガーで作ることなど、いろいろ思いつくことがあります。アイシングクッキーもシュガーテクだしね。
そして、そんな風に少しずつ、シュガーのケーキもポピュラーになっていくといいなぁ。

総会や懇親会は、あまり知っている人もいないし、と今まで行かないでいましたが、たまにはいいかも。
いろんな方たちと会えて楽しかったし、意欲やパワーも分けて貰えた気がします。
なんかまた、ガンバロウという気になれました。
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by cssucre2 | 2010-06-29 12:25 | 雑感