ルーチンスウィーツ

今年はなんだか、とても暖かいです。
結局、諏訪湖はお御渡りが出来なかった。すごく残念。
お御渡りを見に行くのは、私の冬の楽しみのひとつなのです。

冬の冷え込みが厳しい当地では、水道管に凍結防止帯が必須です。
凍結しそうになったらサーモスイッチが入って、水道管を温めてくれるのはいいけれど、天気予報でマイナス気温が出始めると、途端に電気料金が…。
ところが!今年は電気代が安い(ような気がしている)のは、そのせい?

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今月、問屋さんでの講習は、このパウンドケーキです。
昨日、ご試食用のを焼いたのですが、ケーキ用のキッチンは普段人がいないと暖房しないので、寒い寒い。
エアコンを入れてもなかなか暖かくならないので、オーブンに火を入れます。
その方が暖房効果抜群(笑)。
生地を仕込むのには、室温が非常に重要です。
室温が暖まっても、砂糖や粉までは温まらないので、温度を計りながら調節をして仕込みます。

パウンドケーキやクッキーなんかは、適当に作ってもそれなりに、ナントカ形になるので、初心者の方にも作りやすいお菓子だと思います。
でも、きちんと押さえるべきところを押さえて作ったものと、適当に作ったものとは大違い。
一応は形になるので看過されやすい、工程の注意すべきひとつひとつをきちんと覚えてさえいれば、こんなに重宝なお菓子はありません。
焼き置きが出来るし、プレゼントにもいいし、少しずつ楽しめて、そして特別な材料は何も要らない。
普段の生活の中で、誰でも作るお菓子だからこそ、美味しいものにしたい。
そして、日々の中で、ちょっと野菜をお漬け物にしたり、常備菜を作ったりするように、ケーキも焼いて貰えればいいなと思っています。

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普段の毎日の中で、ご飯を炊くのと同じように作るお菓子だから、ルーチンスウィーツとでも言いましょうか。
ごはんのあとに、ちょっとした「お食後」があると、嬉しいじゃありませんか。
子供の頃、お風呂から上がったあとに必ずなにか、デザートみたいなものが出ました。
そんな小さな楽しみは、大人になってからも憶えているものです。
そして、そんな記憶は小さな元気のモトになってくれます。

同じものを繰り返し繰り返し、身体が覚えてしまうまで繰り返し作ることは、家族に「また、これぇ?」と言われても、きっとみんなが大きくなったときに懐かしくなるものだと。
「うちのお菓子」は、そんなルーチンスウィーツの中から、きっと生まれてきます。
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by cssucre2 | 2009-02-24 15:45 | Work